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日本一の繁華街近くで働いていたプログラマが現在は旅行に勤しんでいる日々の日記

シンガポールを遊び尽くす (#2-1)

チャンギ国際空港についたのは早朝 5:50。約 6 時間のフライトで最初の 2 時間は映画を見ていた。 (ちなみに見ていた映画は The Circle。トム・ハンクスエマ・ワトソンが出演していたのでおもしろそうと思ったがそうでもなかった… ) シンガポールでは友人と会う約束をしており、事前にフライト情報などを伝え、さらに友人の家への行き方などをすべて聞いていた。 実際に到着したのは、到着予定時刻の 30 分ほど前。かつ飛行機であまり眠れなかったので、荷物を受け取ったあと椅子の横で寝ることに。 椅子の脚に日本から持参した自転車の簡易チェーンを巻きつけやっとのことで横になる… これが後の大惨事に…

そして次に目覚めたときはなんと 8:00!!!(通りでよく寝た気分だ) 6:20 着の飛行機だからなんだかんだで8時には家にいけるかなーなどと友人と話していたのに大ほら吹き!スマホのネットはつながっていないのですぐに繋ごうと試みるが、チャンギ空港WiFi は一旦外に出た Information カウンターでパスポートを見せてワンタイムパスワードを手にいてなければならず急いで外へ。

WiFi をつなぐと案の定友人からの「もう空港はついた?」「電車に乗って最寄り駅?」などの LINE ががっつりはいっていた。(旅行の最初が遅刻なんて人生物語ってるな…) とりあえず友人に事の顛末を説明し平謝り。友人はいいよ、問題ないと言っていたが、逆の立場だと説教してただろうな…(優しい友人に感謝)

流石に遅れたので、ATM でお金をおろし、そこからタクシーで向かうことに。 (当初は電車の予定だった) シンガポールではタクシーは列になって順序よく乗る。他の東南アジアと違って、ドライバーから声をかけられるなどは一切ない。
そこらへんは安心して乗れた。

タクシーで揺られること 15 分、友人宅のコンドミニアムに 9:00 ごろ到着。友人が一階で待っていてくれた。 ちなみにシンガポールではマンション的なものをコンドミニアム(略してコンド)という。プールやジムなどが併設されており、主に海外からのビジネス客層向けにつくられているとか。 とりあえず友人に再度平謝り。逆の立場だと LINE で説教した後、ここでも説教していたに違いない。

そして荷物を半分持ってもらい家に案内してもらう。 家まで案内してもらう道中、庭?公共の場?なんと表現してよいかわからない日本のマンションにはないスペースに憩いの場があり、プールがあり、植物が植えられ…まるでこういう自然に近い感じを売りにしたホテルようにきれいだった。普通に羨ましかった。

家にあがると、友人の奥さんが出迎えてくれた。 友人も友人の奥さんも朝食中(そら 9 時だもの)だったようで、私もちゃっかりいただいた。 その後、シャワーを浴びていざシンガポール観光へ! 言い訳だが、今回の旅は事前に準備ができなかったこと、何カ国も周る予定なので一切の旅行本や事前の観光調査などはほぼ行っていなかった。 そんな私なので、どこ行きたい?と聞かれればどこでも大丈夫!と「おまいう」状態になっていた。 にも関わらず夫婦 2 人色々考えていてくれた。(以降は畏怖の念からこの 2 人を神と呼ぶ)

出発する頃には 10:00 を回っていたと思う。まず近くのバスに乗り、 Katong の街へ。 シンガポールはハイテクでスマホアプリで次のバスが何分後に来るかなどがすぐわかることに驚いた。(京都でもあればなぁ) しかし、車内では今どこの駅へ向かっているかや停留所のアナウンスが一切ないという実にアンバランスなサービスとなっている。 神たちも慣れていないところへ行くときは Google Maps を常に開いて、バス停に目を光らせているらしい

こうして到着した場所がカラフルな家で有名な「カトン・アンティーク・ハウス」。ここだけ異様に目立ち、観光客もちらほら。 もとは現在のマレーシアを中心に東南アジアの各地域に15世紀後半から数世紀にわたり移住してきた中国人達と当時の原住民達、そしてインドや西洋諸国の文化が混ざる事で独特なデザインや色合いなどが生まれたらしい。(少し賢くなった)
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外も暑く、またお腹も意外と減ってきたため、タクシーを呼んで一路有名な屋台のチキンライスを食べに行くことに。
シンガポールは流しのタクシーも日本に比べたら安いが、それよりも Uber と Grab が便利で幅を効かせているようだ。) 実際どのような人たちが使っているかまではわからなかったが、地図に表示されている配車状況を見る限り相当数の人が使ってそうだ。 そうして向かったのが、マックスウェルフードセンター(所謂地元の人の屋台的なところ)の天天海南鶏飯(読み方わからない)だ。
ついたときには日本人も含めて 20-30 人が並んでいた。しかしそこは地元の屋台、客さばきが早い早い。

私たちも話をしていると、すぐにターンが来た。 Medium サイズを注文し、いざ実食! f:id:toms78:20170908035515j:plain 上手い!なんだろうか、一見自分でも作れるだろうなという見た目だが、普通に上手い。 恐らく、めちゃくちゃ濃い味なわけでもなく、めちゃくちゃ薄い味でもなく、安定して食べれる感じがいいのかもしれない。

腹を満たした一行は、そのまま歩いてチャイナタウンに行く。途中チャイナタウンのモール?っぽいところで、マッサージ館のような場所もあって、なかなかディープだった。(比較的安かったが、脚を中心に攻めているのを見てすぐやめた) f:id:toms78:20170908035610j:plain

チャイナタウンの後は、いよいよシンガポールの顔、ここに来たらまずはこれ!そう、マーライオンとのご対面。 いざ見ると思ったよりかは大きかった。もう少し小さい感じを想像していた。 マーライオン側から見るとバックにマリーナベイサンズもあり、シンガポールに来たなぁという感慨深くなった。
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その後、アラブストリートに行った。アラブ感はそこまで感じなかったが、独特な雰囲気と美味しいミルクティーが飲めた。 袋で飲むのは久々でなかなかよかった。味は午後の紅茶のミルクティーに更に砂糖を一摘み溶かした感じ。 最初は常温で渡されるために、この日差しの中ちょっと…と思うが、最後は氷も溶けて超絶おいしくなる。(超絶美味しい頃はだいたいお腹いっぱい) f:id:toms78:20170908035643j:plain

あとインディーズのバンドがディスコグラフィーに使いそうな壁などもあった。(個人的にはFacebookの壁紙に使いたい) f:id:toms78:20170908035627j:plain

リトルインディアではシンガポールドン・キホーテ、ムスタファに言った。 確かに何でも揃っており、ごちゃごちゃな商品でドン・キホーテそっくりだった。 1 つだけ注文するならドン・キホーテのような小気味良い音楽をかけて欲しい(ドンドンドンドーンキ,ドンキホーテ♪) f:id:toms78:20170908035751j:plain

こんな感じで基本移動はタクシーで(時々電車やバス)、そのタクシーなどの手配や電車やバスに乗るときの シンガポールSuica もすべて貸してくれていたれりつくせりのガイド、もとい、神だった。

ここまで色々連れて行ってもらったあとに、「夜のマリーナベイサンズを見たい」というリクエストを勝手ながらしたため、一旦家に戻ることに。
というのも戻らないとサンダルで来ていたため、マリーナベイサンズの屋上にいけないとのことだった。

後半へ続く。